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デザインってなんだろう?③ 〜...

デザインってなんだろう?③ 〜時代によって多様化するデザイン〜

「デザインの意味や役割って、昔と今で変化しているの?」
そう感じたことがある方もいるかもしれません。実はその通りで、時代の流れや社会の変化によって、デザインの定義も少しずつ広がってきました。

見た目を整えるだけじゃない


かつては、デザインといえば「グラフィックデザイン」や「プロダクトデザイン」など、視覚的・物理的な“形”を整える仕事が中心でした。
チラシのレイアウト、家電のかたち、看板の色づかい…。いわゆる「見た目をキレイにすること」が主な役割でした。

けれど今は、デザインの対象がどんどん広がっています。

  • Webサイトやアプリのユーザー体験(UX)を設計する「体験のデザイン」

  • サービスや商品の提供プロセスを組み立てる「しくみのデザイン」

  • 人と人の関係性、まちづくり、教育、働き方など「社会の中でのデザイン」

つまりデザインは、“モノ”だけではなく“コト”や“しくみ”にも関わるものとして、多様化してきたのです。

デザインのキーワードは「設計」と「意図」


今の時代におけるデザインの共通点を一言で表すとすれば、 それは「設計すること」と「意図があること」。

ただ整えるのではなく、「どうしたら伝わるか」「どんな体験をしてもらいたいか」「どこに導きたいか」など、人の行動や気持ちを考えて、しくみを設計していくことが、今のデザインの大きな役割です。

例えば、お店のチラシをつくるとき、どう考える?


ここまでのお話をふまえると、「デザインとは“意図をもって設計すること”」という考え方が見えてきました。

では、たとえばあなたがお店を持っていて、お客さんに来てもらうためのチラシをつくるときには、どんなふうにこの考え方を活かせるでしょうか?

見た目を整える前に、こんな問いを立ててみることが大切です:

  • 誰に届けたい?(ターゲットは誰?)

  • 何を伝えたい?(主なメッセージや魅力は?)

  • どんな行動を起こしてほしい?(来場・申し込み・問い合わせ…)

これらの問いにしっかり向き合うことで、レイアウトや言葉選び、写真や色使いにも「意図」が宿ってきます。

つまり、チラシは“伝えるためのしくみ”として設計するもの。感覚的に整えるのではなく、「誰に・何を・どう伝えるか」をデザインする。そんな視点を持つことで、ぐっと伝わるチラシに近づくのです。

今はアプリ等の普及によって、デザイナーじゃない人も簡単にチラシなどが作れるようになりました。多くの人にとってデザインがより身近になったとも言えます。だからこそ、この見た目だけではない設計の部分をしっかり行うことが、目的を叶えるより良いデザインに繋がると考えています。


▶次回は、「ヒトコトデザインが考えるデザインの3ステップ」についてお届けします。 引き続き、お楽しみに!

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